2012年8月28日火曜日

旧中山道を走って信楽まで走った


今回はAve21ツーリングブログの記事「3月11日(日)中山道近江路サイクリングと近江鉄道サイクルトレインの旅」を参考にルートを組み立てた。ブログのオーナー様に感謝です。

出発は近江鉄道の豊郷駅、彦根駅より4つ程草津寄りの駅である。この駅を選んだのは近江鉄道の無料駐車場があるから。ここにクルマを停めて、貴生川まで自転車で走り、帰りは電車に乗ってここまで帰る、という計画が出来上がった。
惜しいのは近江鉄道はサイクルトレインといって電車内に自転車をそのまま持ち込めるのだが、平日にそれが出来るのは午前9時から午後4時までの間のこと。私と女房のスピードだと午後4時までに貴生川駅から乗車するのはたぶん無理なのである。ちなみに休日なら一日中自転車持ち込みOKだ。
それでもささやかな希望を持って朝早く5時に自宅を出た。彦根ICを下り、マクドナルドで朝マックをして、豊郷駅に着いたのは朝6時半頃。それから自転車を組み立てて出発したのは7時近くだった。ところで豊郷駅近くは写真の「ようこそ聖地へ」というのぼりがアチコチに立っている。聖地という意味は全くわからないが興味のある人にとっては聖地なのだろう。

まずは草津に向けて旧中山道を走る。ご覧のとおりあまり広く無い道幅でのんびり走れそうな道である。道路際にはところどころに古く趣きがある民家が建っている。寺と神社も次々現れる。ただ、ちょうど朝の通勤時間帯と重なったのでなんとなく慌ただしいサイクリングになった。後ろから次々クルマが追い越していく。

旧中山道を近江八幡市を通り野洲市に入る。ここまではあっという間だった。まだ朝早いのでお店は開いてなくただひたすら走る。

草津市に入って駅前を過ぎたらいきなりアーケードが現れた。アーケードの中も旧中山道か?道はさすが朝の駅前だけあってかなり混み合っている。

アーケードの中はカオスだった。人と自転車を押しのけるようにクルマが進入してくる。

草津をすぎたら進路を西から南へ変える。名神高速と新名神に分かれるジャンクションを回り込むようなルートを走る。ここまで約40キロ弱、ちょうど行程の半分だ。ここから先は山に入っていく。いよいよ信楽に向けて山を登っていく。といっても急坂ではない、ただ長い。時々、ローディーとすれ違うが彼らは下り坂、ものすごいスピードで下っていく。前後にクルマを従えて下っていく強者も居た。


信楽の入口でお昼ご飯となった。冷やしとろろ蕎麦をいただいた。中年女性の自転車乗りが珍しいのかおかみさんが声を掛けてくる。

信楽の街はひっそりしていた。窯元散策路を自転車で巡るも人影は無く開いている窯元も無い。火曜日は信楽の休業日なんだろうか。

途中で見つけた登り窯を見つけて「closed」と表示があったが開いていたのでしばく見学をさせていただく。登り窯というのは予想していたよりかなり大きい。ここに火を入れるのは一大イベントだったことと思う。

この後、陶芸の森入口のレストランでアイスクリームとジュース休憩をする。ここで体力を回復して最後の目的地である貴生川駅を目指す。
ところが貴生川駅までの道がちょっと大変だった。写真を撮る余裕がなかったため写真は無い。片側一車線、対面通行の道を大型車がひっきりなしに通っていく。私たちは道の端を走るのだが路肩が狭く車道にはみ出さざる得ない。最初のうちは登り坂なので時速10キロちょっとである。対面車があるため、のろのろ走る自転車を追い越せずに同じスピードで後に続く大型車。すぐ後ろでうなるエンジン音を聞きながらひたすら走ることになる。
女房は緊張のあまり上半身が固まっていた。あまりに緊張したのか、次の日に全身もみほぐしりらく2980円に駆け込んだ。

午後4時過ぎに貴生川駅に到着。自転車を輪行袋に入れて近江鉄道に乗る。約1時間で出発駅の豊郷駅に到着した。その後、極楽湯で汗を流し、食事をして岐路についた。一日良く遊んだ、明日からまた仕事だ。


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2012年8月21日火曜日

二之瀬まで朝練


女房は8月は自転車に乗らないと言っている。暑いのと日焼けするのがその理由だ。
自分はと言えば暑い中、汗をかくのは気にならない。いや、どちらかと言えば好きかも知れない。坂も好きだ。暑いなか坂を登るのはキツいけどそれが良い。と言ったら。女房からは「あんた、ホントに変わってるね〜、今度虐めてあげようか」と言われた.。

暑いのは良いのだが日焼けは好きではない。焼かないために日焼け止めクリームを塗るのだがこれが結構メンドクサイ。本当は定期的に塗るそうだけどつい出発時に一度塗ったきりで一日過ごしてしまう。結果、日焼け止めクリームの効果はあまり無く、露出しているところは真っ黒になっている。
そこで日焼け止めグッズを探していたら、アームカバー、レッグカバーが良いかも?と思うようになった。

自転車乗りに有名な通販でノラナイカというサイトがある。中国の通販サイトで送料を含めても国内で買うより安く売っている。ノラナイカでアームカバーとレッグカバーを購入しようとしてたら女房が「アームカバーなら要らないのがあるからあげるよ」と優しいお言葉が。有り難くいただいたのが写真のコレ、でも他のローディさんが使っているのと微妙に違う。親指あたりに穴があいているのは???
で、今日も女房は自転車に乗らないとのことで朝の涼しいうちに二之瀬まで行って来た。朝5時半に家を出て、庭田の信号に着いたのが7時半、一本登って家に戻ったのが9時40分。まだ気温が上がらないうちに帰ってくることができた。いつもより楽に登れたのは良かったのが、タイムも若干遅くなってしまった。次に期待しよう。
女房は・・・、エアコンが効いた部屋でローラーを転がしていた。


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2012年8月14日火曜日

筑波山でヒルクライム

今日、8月13日はつくば市の東横インに居た。つくば市には女房の実家がある。お盆休みを利用して帰省中というわけだ。この日は女房とお義母様は市内の温泉で一日を過ごすということで自由時間をもらった。そこで自転車で筑波山を走ることにした。

つくば市と言えば筑波山、ほかには何も無い。出発点のつくば研究学園都市は洗練された街のように見えるが、その周囲はずぅっっっと芝生畑と水田が広がっている。見渡す限り畑と田んぼ、つまり「田舎」なのである。あ、悪い意味ではない、自分は都会より田舎が好きだ。

つくば研究学園都市の廻りは遠くまで平地が続く。遠くでその平地にいきなり山が立ち上がっていて、それが筑波山だ。つくば市街から見る筑波山はまるで独立峰のように見えるのだ。

という訳で、つくば市の自転車乗りが坂を探せばこの筑波山となるのは当然の帰結なのである。

調べてみたところ、筑波山に登るにはいくつかのルートがあった。
その中でも不動峠のヒルクライムが一番有名なようだ。
他には不動峠を登ってそのままつくばスカイラインを通って筑波山ロープウェイのつつじヶ丘駅まで登るツール・ド・つくばのコースがあった。
そこで不動峠とツール・ド・つくばのコースを含む100キロ強のルートを走ることにした。

今年のお盆は良い天気に恵まれない。今朝も曇り空で始まった。幸いなことに、時間が経つにしたがい青空も見え始めた。
今朝写した写真の正面に筑波山が写っているが頂上付近は雲に隠れている。


筑波山を不動峠に向けて登り始める。すぐ前を2人のローディが登っている。地元の大学生か?おしゃべりしながら登っていた。自分はと言えば彼らの後に付いていくのがやっとである。
不動峠への道は、全体がほぼ木陰で涼しく走れた。道幅が狭めでそのためクルマはほとんど通らない。斜度はほぼ一定で同じペースで登れる。加えて比較的短めの距離、というヒルクライムルートだった。


不動峠に到着、タイムは19分50秒だった。峠で先の2人のローディに写真を撮ってもらった。涼しい顔をしている彼らに対して、すでに汗だくの自分であった。

不動峠から風返し峠とつくばスカイラインを通って筑波山ロープウェイのつつじヶ丘駅に向かう。この道は広めで綺麗な舗装の道だ。前に自転車乗りが見える。筑波山では多くの自転車乗りを見かけた。
ところで路面に二輪車通行禁止を書かれているが、自転車も含むのだろうか?自動2輪のことだろうか? とはいえ自転車もオートバイもいっぱい見かけたのだが法律違反していないだろうか?ちょっと心配になった。

不動峠から風返し峠までは比較的緩やかな坂だった。対して、風返し峠からつつじヶ丘駅まではちょっとキツめの登り坂だった。

9時半にはつつじヶ丘駅に着いてしまった。朝早いためか、観光客は少なめだったが、自転車乗りはそこらかしこに居た。自転車乗りは早起きだ。
つつじヶ丘駅でアイスクリーム休憩をして出発。


つつじヶ丘駅からの下りではつくばの平野が遠くまで見渡せた。天候が良ければもっと絶景だったことだろう。

その後はつくば市と反対側へ下った。筑波山の北側の笠間市、桜川市を廻って筑波山の西側に出た。方向を南側に変えるに従い、追い風から向かい風に変わっていった。強い風だった。この向かい風で結構な消耗をすることになった。このあたりは竜巻被害があったところである。写真右側遠くに霞んで見える山が筑波山である。

もう一度、筑波山に登ることにした。選んだ道は筑波山の一番ポピュラーなルート、筑波山神社の前を通って風返し峠へ至る道だ。不動峠ルートより道幅は広いが、お盆だからか交通量が半端なく多い。写真の通り、クルマが列を成して走る。時折、バスも追い越していく。
この頃はすでに80キロ超を走っているためか力が出ない。ペダルを踏む力が出ないのだ。筑波山神社の鳥居前まではなんとか登ったが、その後、風返し峠までの残り2キロほどの坂ではどうにもペダルが踏めくなった。仕方なく自転車を引いて歩いた、貧脚なのは仕方が無い。


風返し峠からは不動峠を通り、朝走った道を辿って研究学園駅に戻った。時間は午後3時半、この頃には綺麗な青空になっていた。
今日は全部で113kmのサイクリング。一日遊ばせてくれた女房に感謝であった。





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2012年8月11日土曜日

男子サッカーの後は朝サイクリング


今朝は午前3時半に起きた。オリンピックの男子サッカーを見るためである。
テレビのスイッチを付けてしばらくすると女房も起きてきて一緒に見ることになった。サッカーの結果は残念であったが、日本の走り回るプレースタイルだと疲労も溜まっていたことと思う。44年前の銅メダルを除けば最も良い結果だったことを素直に喜ぶことにしよう。

サッカーが終わってもまだ5時半頃だ。そのままもうひと寝入りするのも良いが、朝の涼しいうちに自転車に乗ることにした。女房も賛成してくれた。目的地は軽く犬山まで往復することにした。ついでに犬山でモーニングをすることにした。

ちなみに、こちら(愛知県)でモーニングというと「朝」という意味ではない。喫茶店のモーニングサービスのことを言うのである。コーヒーを頼むとトーストやサラダ、ゆで卵などが付いてくるサービスだ。
たいていはコーヒーだけの値段で追加料金は必要ない。
タベリーノのモーニング、これにオレンジジュースが付く
自宅を朝5時半頃に出発して、一宮市光明寺の138タワーに着いたのが6時半頃、そこから犬山までは木曽川サイクリングロードを走る。朝早くからたくさんの自転車乗りが居た。自転車乗りは朝が早いね。

犬山でタベリーノという喫茶店に入った。喫茶店兼イタリア料理店みたいだ。
で、コーヒーを頼んだら、ツナチーズトースト、卵トースト、ヨーグルト、サラダ、オレンジジュースが付いて400円だった。52キロの朝サイクリングであった。

明日は女房の実家のつくば市へ行く予定だ。もちろん自転車2台を積んでいくつもり。天気が良ければ筑波山に登ってみたいと思う。出発はおそらくつくばの東横イン、良いコースがあったら教えてください。

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2012年8月8日水曜日

猛暑のなか片山津から東尋坊へ

今日は独り自転車遊びの日だ。女房は8月は暑いから自転車をお休みするそうだ。そして有り難いことにお袋を映画に連れて行ってくれる、というので一日自由になった。

最初は高山と白川郷の間を周回するつもりだった。朝の涼しいうちに距離を稼ごうと思い、夜明け前の4時に家を出た。しかし、東海北陸道で岐阜に入ると雨が降ってきた。この雨は山の中に入るほど強くなった。そのままクルマをひるがのSAまで走らせたが雨が止む様子が無い。
この時点で白川郷・高山周回はあきらめ、それでもせっかくだから雨が止むところまでクルマを走らせることにした。
荘川IC、清見IC、河合IC、白川郷ICとずっと雨だったが、五箇山の先の長い長いトンネルを抜けたら一面の青空が広がっていた、思わずワオと声を上げた。

そこで予定を変更して、片山津から東尋坊までを往復することにした。


走り始めてすぐ尼御前崎を過ぎ、橋立漁港を過ぎる。今日の日本海側はホントにいい天気だ。岐阜の山あいの天気が嘘みたいに晴れ渡っている。

しかし岐阜との違いは暑さだった。朝から暑い、とても暑い。そして平地の道路は日射しを遮るモノが無い。
クルマはほとんど通らない。暑く静かな道をひとり自転車を走らせた


石川県、福井県の海側の道はキツい坂は無い。主要国道を外せば交通量も少ない。のどかな風景がずっと続いていた。吉崎御坊という立派なお寺を過ぎて、北潟湖を渡ったら、道は芦原ゴルフ倶楽部の中に入っていった。ようやく木陰の道になった・・・、と喜んだのもつかの間、ゴルフ場を抜けたら風車が並ぶ丘陵地になった。当然、日影は無くなった。

しばらく走ると越前松島という海岸を走ることになった。景色は涼しげだが、相変わらず路上の温度はかなり高い。道が海に近くなると海水浴場が現れる、水着を着たお姉さん達が眩しい・・・、少し元気が出るw

越前松島のすぐ先が東尋坊だった。ここでソフトクリーム休憩。走り始めてから40キロ、時間は未だ11時だ。ここで引き返せば良いものを欲がでてもう少し先まで走ってみることにした。

九頭竜川の河口を渡る。

その先の道の駅「みくに」で昼食を採る。その後、越前岬方向へ走らせた。途中、地元の若いローディに追い越される。今日、初めて会う自転車乗りだ。自転車乗りの本能か?後を追うようにスピードを上げた。約5キロほど彼と同じペースで走り、下り坂で追い着こうと踏み込んだ瞬間、足がつった。

今回のはいきなり来た。酷いつり方で足が固まってしまった。
自分のペダルはビンディングペダル。ペダルと靴がスキー靴のように固定されている。ペダルから外す時は靴をひねるのだけど、固まった足は言うことを聞いてくれない。
惰性で走っていた速度がだんだん遅くなり、このまま足を着かなければこけてしまうぐらい遅くなった。後ろからはクルマが迫ってきている。雄叫びを上げて足全体をひねったら・・・外れた。そのまま足は地面に着いたが立っていることはできず自転車にしがみついて転ぶのを我慢した。2、3分はそのままだった。ハタから見るとかなりおかしな姿だったに違いない。でも必死だった。


暑さで消耗が激しかったのだろう。その先の海水浴場の日影で休憩を入れた。頭と背中に水を掛けて体を冷やした。走り始めてから55キロになっていた。距離的にはまだまだのはずだったが、体の消耗は100キロ以上走ったみたいだった。ここで引き返すことにした。時刻は12時半頃である。


熱中症にならないよう、何度も水分補給をしながら走ることにした。帰りは向かい風基調でスピードを上げにくかったが体に風にあたるのが良かったのか往きより幾分楽に走ることができた。出発点に着いたのは午後3時。走った距離はちょうど100キロ。今回は猛暑の中のサイクリングであった。



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