2013年6月25日火曜日

美濃加茂「季菜口(きっさこ)」までランチポタ



季菜口(きっさこ)
http://ki-sa-ko.com


女房は「季菜口」を”きなこ”と呼んでいたが、本当は”きっさこ”と読むそうだ
きなこじゃ雰囲気でない、犬の映画のタイトルみたいだw

先週、webサーフィンしてたら美濃加茂市の昭和村の上(北)のほうの山間の村の中にある古民家レストラン(?)を見つけた。
出される料理は野菜料理を中心に魚かお肉を加えたもの。ランチメニューが1300円と気軽に行ける値段なのも魅力的。

問題は山の中にあること。山の中は当然ながら坂道である。
そこで今回は目的地とそれほど標高差が無い美濃市を出発して周回することにした。
それから距離も40キロ程度に抑えることにした。
 美濃市を出発したのは朝10時すぎ、平日の「うだつの上がる町並み」は人通りがなく静まり返っていた。
この通りは、ツアーオブジャパンの美濃ステージの開会式の場所になる。その時は通りがローディであふれかえることになる。
 しばらくは山の麓の道を美濃加茂市に向けて走る。
キツくは無いが緩やかな上り下りが続く道が続く。
交通量はそれほど多くはないがトラックの比率はちょっと多め、それでも道幅があるので大きく避けて追い越してくれる。
 そのまままっすぐ行くと美濃加茂市外へ行ってしまうので途中で山方向にシフトすた。
こちらはほとんどクルマが走らない道だった。
しばらくは道の両側とも田畑が続くが前方には小高い山が見えている。
女房とお喋りしながらゆっくり進んでいくと両側とも山が迫ってきた。
 途中、綺麗な桜並木が続く綺麗な小川沿いの道を見つけた。
小川の向こう側は「みのかも健康の森」らしい。
川の水は澄んでいて川底の小石が見える。
せせらぎを聞きながら木陰を道を走るのは気持ちがいい。
 もう一回、道を折れてもっと細い山道に入っていく
この通り沿いに「季菜口」があるはず、
こんなところにレストランがあるのかと心配になる
 あった(笑)
ぼんやりしてると入口を見落としそう、
目印は、道沿いには手書きの小さな看板とメニューを書いた黒板があるだけだった。
たぶん食事場所を探しているので無ければぜったい気づかない。
というか通りすがりでは入れない雰囲気がw

看板脇に屋根が崩れかけた車庫(or 納屋)があってその脇の小径を登っていくと目指す「季菜口」があった。
 中は古民家そのものだった。
古民家と言っても昭和初中期を感じさせる雰囲気
現在の建物と違って素材感たっぷりなのが良い。
畳敷きの広間で庭を見ながら食事をさせてくれる。
 網戸からはそよ風が入ってくる。
風鈴の音、鳥の声が聞こえてくる。
 しばらくすると最初の料理が運ばれてきた
蕗とエリンギの白和え、レタスとプチトマトのお浸し、新じゃがの木の芽焼き
プチトマトは湯剥きしてあった。
じゃがいもは何故か最後の一口後に山椒の香りが広がった。
グリーンピース豆腐
グリーンピースの味がしたww
 肉料理は茹鶏のタルタルソースわさび風味、魚料理はメカジキと破竹の黒酢炒め、ご飯は雑穀米と梅とわかめのお吸い物
どの料理も味か香りにひと工夫してあって楽しめた。

箸や箸置き(落花生だった)、器や盆、室内の調度品などほぼすべてにお店の人の心配りがされている。

身の丈にあった、というか決して贅沢ではなくて、素材(料理以外も)を楽しんでくださいという気持ちが伝わってきた。

普段はがっつり食べるのが好きだけれど、時々はこういうのも良いかもw
 食事の後はもっと先に進んだ。
坂もキツくなった。自分はこういう道は好きだが女房はそうでも無いらしい。
峠を越えて薄暗く細い道を下ってたら「乳岩神社」があった。
 美濃のうだつの街並に戻って午後のお茶の時間
入ったのは「とみや」
写真は入る前に外のメニュー看板を品定めする女房、どうやら合格らしい(笑)
 で女房が選んだのは「くずきり、梅密味」
自分は「クリーム冷やし白玉ぜんざい」
わかりやすい味も良いよね・・・・美味しかった!


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2013年6月18日火曜日

タラガトンネルに行ってきた

店の者さんのブログに触発されてタラガトンネルに行ってきた。

ちなみにタラガトンネルというのはこういうところ


美濃市のにわか茶屋から板取温泉へは何度か走っているが、途中右手に見えるトンネルがずっと気になっていたのだ。
調べてみたらトンネルを抜けると郡上八幡へ行けるらしい。
長さは4.5キロほどあってクルマはほとんど通らない(らしい)。

長さ4.5キロということは、往復すれば9キロ。10回往復すれば90キロ走れることになる(当たり前かw)
暑い夏の日には涼みながら一日中自転車に乗れるかも知れない。
と思って女房と偵察に行ってきた(笑)

例によって美濃市にわか茶屋で自転車を降ろした。
自転車を持ってみて、女房の自転車が重く感じた。
女房の自転車は650Cのホイールでフレームも小さいのではあるが、アルミのフレームに対して、フォークは重いハイテン鋼、おそらくホイールも重いに違い無い。

フォークとホイールを交換すればかなり軽くなるはず。
そこで女房に
「自転車を軽くしてあげようか?坂も楽になるはずだよ」
と聞いたら
「いいよ、坂は歩くから、あなたが自転車を押してきて」
とあっさり断られてしまった。

女房ははっきり言って自転車そのものには興味は無い(みたい)
自転車の色には興味があるみたいだけど、


にわか茶屋を出発してすぐ長良川を渡り、板取川に沿って遡る。
長良川には釣り人が川に入っていた。鮎釣りが始まっているのだ。
道沿いのアチコチに「おとり鮎4匹1000円」の看板が立っている。


今日は「ルクールせきや」をそのままパス。
モーニングコーヒーは自宅で済ませてきた。

自分は森の中のお店が好きなのでこんな店があったら教えて欲しい。
ちなみに、多治見のカフェドドルチェと美濃加茂の季菜口は行ってみたいお店の候補に入っている。近々行くかも(笑)

今日の女房はいつものリュックはヤメて大きめのウェストバックを付けていたw

美濃市から板取川を遡り、洞戸から先になると写真のような景色になる。
登り坂とはいえそれほど勾配はキツくなく、交通量は少なめである。
板取川は清流と言われる長良川よりさらに綺麗で透明度が高い。
梅雨が空けると川のアチコチが水泳場になる、ただし水はとても冷たい。


出発が遅かったせいか、タラガトンネルの入口で11時半になってしまった。
そこでタラガトンネルのちょっと上流にある「森の駅」で蕎麦を食べることになった(なんだか最近、蕎麦ばかり)。

 次から次へと入ってくるお客に対してお店はおばちゃん2人で切り盛りしていた、大変そう。料理が出てくるまで時間が掛かったが仕方が無い。
ちなみにおばちゃんは女房に「バイトに使ってあげようか?」と冗談を言っていたそうな。
自分が頼んだのは蕎麦定食1100円
女房が頼んだのは蕎麦三昧定食天ぷら付き1700円、よく食べるね!
 ここの蕎麦は普通だったけど、わさびは美味しかった。
自分は、小牧稲光の蕎麦に高山恵比寿本店の蕎麦つゆ、それにここのワサビを組み合わせて食べたくなった(笑)
 で、今日の目的のタラガトンネル、近づくだけで涼しいというか、肌寒く感じた。
今日の自分は薄手の半袖ジャージに半レーパンの出で立ち。
 中の写真は上手く取れなかった
路面はずっと濡れていた
自分達を追い越したクルマは4台だった
郡上行きはほとんどが緩やかな登り坂だった
寒かった

走ってて気持ち良かったかと聞かれれば、次は旧道のタラガ谷峠を走ると答えたい。
Tairaさんのブログを見てそう思ったwww

正直、トンネルを走るのはつまらなかった。

トンネルの先は道幅は狭いがずっと下り坂で気持ち良く走れた。
ほどなく長良川に出た。
予定では上流の郡上八幡へ向かう予定だったが、時間が押しているのでそのまま美濃市方面へ下ることになった。

予定外だったのは3時のお茶をする場所が無かったこと。
最後の希望の子宝温泉駅も今日は定休日(?)でお茶にありつけなかった。
お昼に蕎麦を食べてからはほぼ休憩無しで出発点のにわか茶屋まで走ることになった。
今日、走った距離は75キロ。美濃市発、タラガトンネル経由の周回ポタリングでした。

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2013年6月4日火曜日

高山市の美味しいパン屋と蕎麦屋と味噌屋へ行って来た(食べ物ばっかやん!)

まだブルベの疲れが残っている今日の月曜日、女房とのんびりゆっくりポタリングして回復走をすることにした(つまりのんびり走るということ)。
目的は高山市の有名なパン屋さん「トランブルー」のパンを買うこと
自分はそれほどパンに興味がある訳ではないが、女房はパン作りをしてたこともあってアチコチのパン屋さんへ行くのが好き

もちろん一宮市の自宅から高山市まで自走できる訳がなく、自転車2台を積んで高山市の入口である清見町の道の駅「ななもり」までワープした
出発前にとりあえず明宝フランクを食べる(笑)


高山は盆地なので周辺のどこからスタートしても下り坂基調になる。
であっと言う間に高山市内のトランブルーに到着!
上の写真はお店の入口でポーズをとる女房、まだ元気そうだwww

飛騨高山のブーランジェリー・トランブルー
http://www.trainbleu.com/


トランブルーでパンを買って、レジ袋をハンドルに引っ掛け昼食場所を探す・・・
はずが、その手前のだんご屋で止まる女房
みたらし団子を食べて満足そうw
高山のみたらしは醤油のつけ焼きのみでとても素朴な味がする

みたらし団子の後は古い街並み(=上三之町)周辺へ突入
昼食場所は以前(20年近く前)に入って美味しかった記憶があるお店「恵比寿本店」に決めた。
古い建物で天井が低く、中2階としか思えないような2階もある。

高山とその周辺は美味しい蕎麦屋が多いと思う。
このお店も以前と変らず美味しくいただけた。
特にそばつゆの味は自分好み。
そしてそば湯もとろ〜り濃くて感激だった。
女房曰く、「小牧の稲光の蕎麦にここの蕎麦つゆを合わせたら最高」だそうだ。


蕎麦を食べたあとはパンを食べる場所を探して古川方面に向かう。
女房のリクエストで宇津江四十八滝の入口へ行くことになった。
ここもクルマでなら行ったことがある場所だ。
女房によると、高山市からそれほど遠くなくて、国道から入ってすぐ、と言うのが希望した理由だそうだ。
この国道から入ってすぐ、というのが引っ掛かった(それ記憶違いじゃ?)
それから滝というからには坂があったはず・・・
ま、いいか(笑)

宇津江四十八達へ折れる道の手前の「砂場の清水」で珈琲用の水を調達する。
案の定、滝が近くなると登り坂がキツくなった(ほれ見ろw)

途中で女房のリュックは私が背負うことになった(しょうがないねww)
なんでサイクリングごときにこんなに荷物が必要なの?


最後はやっぱりこうなった(あと100メートルだ!頑張れwww)
押し歩きである。


で、滝の入口売店に到着。気持ちのいい風が吹いていた。


サドルバッグ入れて持って来たガスコンロと、ドリンクホルダーに入れたカップでお湯を買わして珈琲を入れた。そしてトランブルーで買ったパン
確かに美味しい、森の中で食べるともっと美味しい(笑)


パンを食べたら滝の見物をする、
ということは全くなくて、そそくさと帰る準備をする。
そしてもう一度、高山市の古い街並み(上三之町)へ戻って味噌を買う。

ここの味噌は美味しいと思う、
ウチでは味噌を使う特別なお料理にこの大のやの味噌を使う。
味噌が切れるとこうやって高山市まで買いにくる。
ネットで注文したら自宅まで届けてくるのだけどね。
高山市まで買いにいくのも楽しみなのだw

大のや醸造
http://www.ohnoya-takeda.co.jp/


で、古い街並みにある喫茶店でティーブレイク
お茶のあとは道の駅ななもりまで自転車を走らせて今日はおしまい
約60キロのポタリングでした



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2013年6月2日日曜日

ブルベ【BRM601近畿200km丸岡】を走って来た


これは昨日、6月1日のお話し
オダックス近畿が主催するブルベに福井県へ行って来た。
コースは下のリンク先


スタートは丸岡城、そこから永平寺の門前を通り、山間の道を走って今庄へ、最後の1/3は日本海へ出て海岸線を走る、という山と海の両方を楽しめるコース。
主催者の「福井を楽しんでください」という気持ちが伝わってくるコースだった。
朝5時前に家を出て、福井県坂井市の丸岡城に着いたのは7時ちょい過ぎ
前回のAR中部のブルベ・岩村200は200人規模のブルベだったのに対して、今回の出走者は28人の小規模なもの。
その分、何度も同じ方と話す機会があってアットホームな感じが良かった(笑)

スタートしてすぐ登り坂になる
皆さん、結構なスピードで走っていた。
たまたま自分の後ろに何人か固まる、が誰も追い越してくれない。
なんだか追いかけられているみたいで頑張って走る(というか逃げる)。
結果、心拍数はいきなり170ぐらいまで上がり、ゼイゼイ言いながら走ることになった。
まだ始まったばかりなのにこの調子で最後まで持つだろうか?と思いながらカメラを後ろに向けて撮ったった(笑)


最初のチェックポイント「竹田水車メロディーパーク」
チェックポイントと言っても誰がが待ってくれていてサインをもらう訳ではない
各自、水車の写真を撮って、あとでオダックス近畿の人に確認してもらうのだ
と言う訳で、このブルベはデジカメかスマホが必携である

次のチェックポイントはコンビニだった。
「ファミリーマート勝山北郷店」
コンビニでは何か買物をする。この先の有人チェックポイントかゴールしてからレシートを係の人に提示して確認してもらう。
レシートには店名と時間が印刷されているので何時にチェックポイントに到着したか判るのである。
その次は永平寺の入口だった。
ここでは待ち構えている人が居て、ブルベカードにサインをもらった。

福井の山の道はこんなだった。
結構な坂道が続くけど前回のブルベ(岩村200)の獲得標高3000mと比較して今回のは1640mとずっと少ない。
走っている時は楽では無かったがゴールした時のタイムはずっと短かった。

このあたりから誰かと走ることが無くなり単独行となった。
とはいえ、チェックポイントに到達すると毎回同じ顔ぶれと遭遇することになる。


約半分、97キロ走って、今庄サイクリングターミナルに到着
ここは有人チェックポイント
スタートした時のオダックス近畿の人が先回りして待っててくれて、飲み物とお菓子、そしてバナナを振る舞ってくれた。ブルベ途中のオアシスだった(笑)

ここでは途中で集めたレシートとデジカメの写真を見てもらってブルベカードに通過確認と通過時間を書込んでもらった。


今庄サイクリングターミナルを出てすぐの古いトンネル
夜、走れと言われたらぜったい恐いトンネル

トンネル内は狭くすれ違いが出来ないので入口に信号がある
そしてこの信号、なかなか青にならない

青になってさあ進もうかと思ったら、自分の携帯に仕事の電話が入った。
写真の彼は笑顔を残して先に行った
そして自分は電話が終わって走ろうかと思ったら再び赤信号に(笑)

すぐ近くにちゃんとした道があるのだが、このトンネルがコースに入っているのは主催者の「楽しんでね」という気持ちかも。


昼食
この日、3本目のキレートレモン(笑)
特に後半は脚をつりながら走ってたので脚つりに効果がある(?)というクエン酸を採りながら走った。

そしてお昼の主食はカレーヌードル!
自転車に乗るようになってからこういう健康に悪そうな食べ物は避けていた。
が、久しぶりに食べたらやはり美味しかった(笑)


海に出た
ここまで来たら残り50キロ
この先、東尋坊まで海沿いの道を走る


最後のほうになったら食欲が無くなって来た。
それでもチェックポイントのコンビニでは何か買わなくちゃならない。
で、一本満足をひとつ買ってハンドルに挟みながら走る。

iPhoneには地図が写っている。
自分はコマ図を使わずあらかじめiPhoneに読み込ませたルートを辿って走っている。
電池の持ちの問題はあるがルート間違いは起きにくいと思う


東尋坊へ続く道は3人で走った。
彼らは速い。
でも到着時間がそれほど変らないのは彼らの休憩が長いから?(笑)
自分は遅いので休憩もそこそこ淡々と走る。

雄島橋の写真撮影はチェックポイントのひとつ。
この後、北潟湖でもうひとつ写真を撮ってすべてのチェックポイントを通過。
後はスタート地点の丸岡城に戻るのみ。

で、午後7時にゴール!
デジカメの写真を見せて、コンビニレシートを提出してブルベカードに記入してもらう。
今回の所要時間は10時間55分だった。
前回の山岳コースのブルベは12時間30分だったので大幅短縮である。

前回のブルベ(AR中部・岩村200)が坂ばかりのヘンタイコースだったのと比較して、今回のブルベは山と海と観光名所を楽しむコースだった。

このコースを考え、そしてブルベを運営してくれたオダックス近畿の皆様には大変ありがとうございました。充分楽しませていただきました(笑)

明日は月曜日、女房とどこへ行こうかな?
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