去年の岩村200の獲得標高は3000m越え、今年は幾分優しくなったとはいえ2900mもある。
先月のRC名古屋さんの浜名湖200の獲得標高が1800m弱だったのでその1.5倍キツいのだ。
じゃ、AR中部のブルベに参加しなきゃいいじゃないと思うのだけど、出発地点が地元だからねえ、つい申し込んでしまう。
で、今回走ったルートはこれ↓
標高グラフはこれ↓
こんな感じでギザギザなんですよ。ああ、これを見ただけで申し込んだのを後悔してしまう。
スタートからPC1までは優しいんだけど、PC1以降は登るか下るかのどちらかになる。
平坦路は無いってこと。
PC1〜PC2まで登りが続き、PC2〜PC3はさらに登りが長くなる。
いつもスタートから早い人につられて飛ばし過ぎちゃうんだけど、今回は自分のペース、心拍数を150以下に抑えて走るつもり・・・だった。
坂成分が多いからね。
朝6時にすいとぴあ江南に着くと、いるわいるわ大勢の
クルマを停めたらすぐ近くにかとうさんも居た、今日完走したらかとうさんもお仲間だね(笑)
受付を済ませ、ブリーフィングを受け、車検を済ませたらスタート時刻の午前7時
自分は先頭集団に紛れて走り出した。
最初のチェックポイントは多治見市内、写真のように基本平坦路で気持ち良く走ることができた。心拍数も140前後で自分としてはまずまずのところ。
ただし、平坦路はここまでだった。
写真は多治見市笠原町あたり、この辺はタイル工場が多いのね。
延々と登り坂が続く感じだった。
登りが苦手の自分は当然のように千切れてひとり旅になった。
ゆっくり登っても心拍数は上がってしまう。
ステムに付いているiphoneには、170前後の心拍数がばんばん表示された。
キツいかと言えば至って元気、空は青いし程よい気温で気持ちのよい汗をかいていた。
この坂を登りきったら、雨沢峠から明智〜岩村へ続く道に出た。
ここから先、岩村までは何度か走ってるからこの先の様子も想像が付く。
緩やかな登りか下りが続くはず、PC2の明智まではマイペースで走ることにした。
PC2のサークルK明智店に到着。
ここでピザまんとチリトマトヌードル、種無しほし梅を採る。
まったりしてたらかとうさんが到着、ちょっとキツそうな顔をしてたかな?
以降は一緒に行動することになった。
明智を出て、岩村を通り過ぎ再び坂を登る。
この坂の峠は新木の実トンネルだった。
トンネルを抜けてビューっと下ったら今度は上矢作に出た。
上矢作の町を抜けたらまたまた坂道が始まる。
ここから先が今日のメインデッシュ、約15キロ続く標高差は500mほどの登り坂である。
やっぱりキツかったね、スピードは10キロを切って6キロぐらいになる時もある。
かとうさんにはスローペースで体力回復できたのではないだろうか?
自分にはいっぱいいっぱいだった。
登っている時は永遠に続く坂は無い、いつかは峠が来ると思ってるから淡々の登るだけ、何が楽しいんだろ?と思うだろうけど、自分もなんでだろ?と思っている。
途中、達原トンネルってのが出てきたのだけど、このトンネル内もずっと登り坂だった。トンネルを出て振り返ったら看板に
トンネル全長1015m、勾配6%、長い下り坂、「速度落とせ」だって。
こっちは長い登り坂だった。トンネル内が広かったのは幸いだった。
やっとのことで道の駅信州平谷に到着
ここが折り返し地点、制限時刻の23分前だった。
結構ギリギリである(汗
かとうさんに記念写真を撮ってもらう。
ここでお昼ごはん
いただいたのは天丼850円、
ソースカツ丼が魅力的だったが胃にもたれそうなのでガマンする。
ん?天丼も揚げ物だから胃への負担は変らないか?
「ここが折り返し点なので後は下るだけ、時間を稼げるぞ」
とかとうさんと話してたら、スタッフさんが横から
「ココから先も結構登るんだよね〜」と嬉しそうに言われた。
スタッフさんの言葉どおり帰りも結構登った。
下り基調なのだが下ったらその半分を再び登るって感じだった。
多治見あたりからこの若くて元気そうなお兄さんに後ろに付かせてもらった。
最初のうちはドラフティングに入らないようにしていたのだが、
犬山手前あたりからは完全に楽をさせてもらった。
ありがとうございました>若くて元気そうなお兄さん。
ということで、今年2本目のブルベも無事完走することができました。
AR中部の皆様には楽しいルートを設定していただいてありがとうございました。
次の300キロも出させていただきますので宜しくお願いします。